好きになった女性がシングルマザー。どんな風に彼女に接していいのか悩んでいる方に向けて、シングルマザーの日常と恋愛に対する心境変化についてご紹介します。
\こんな方に向けて書いています/
- シングルマザーに恋をした男性
- 気になる女性がシングルマザーの男性
彼女たちが子供が第一であることは間違いありません。でも、独身も、バツイチでも、シンママでも、誰かと心を通わせることができたらいいなと、本当は思っています。
貴方のまっすぐな思いが、彼女に伝わる一助になれば幸いです。
シングルマザーの日常はドタバタ
シングルマザーの日常は仕事と子育てに追われる
シングルマザーは子育てをしながら仕事をしています。
近くに実家や頼れる親戚がいるシンママもいれば、私のように完全ワンオペ育児のシンママもいます。
例え頼れる親戚がいたとしても、仕事をして、家事をして、育児をします。大変です。
子供は小さいうちはすぐに体調を崩しますし、大人のように1日2日では治りません。
平日は仕事と子供の送迎・寝かしつけ・最低限の家事をこなし、休日は家の掃除に洗濯、子どもを公園に連れて行ったり、平日の保育園や小学校の準備に子供の行事で365日フル稼働です。
わずかな有休は子供の体調不良とイベントで消化。(それでも時々嫌味を言われることもある・・とほほ)
仕事も育児も家事も中途半端な自分を時には責めたりします。
シングルマザーの恋愛に対する心境変化
離婚で負った傷が癒えるのに必要な時間はひとそれぞれですが、好きな人と結婚し、その人との子供を出産。
離婚まではとても辛く、離婚した後も、その傷はすぐには癒えません。
結婚生活時代に辛い思いをしていることが多い場合は特に、離婚をすると「おめでとう」と言われることがあります。
結婚生活がつらかった人は、一時的に気持ちは晴れますが、それでも辛い思いをしてきた期間が長かったことと、これから子供を育てていくことに不安を覚える人も多いです。
離婚した際のお子さんの年齢にも寄りますが、数年は恋愛をしようという気持ちにはなかなかなるのが難しいのが現状です。
離婚後、数年が経過すると、生活にも慣れてくるので気持ちに余裕がでてきます。
せめて子供だけは幸せにしたい。精いっぱいできることをしていきたいという思いから、次第に「自分も幸せになりたい」と思えるようになります。
子供の幸せを第一に考えながら、自分のことも大切にしてくれる人、自分も大切にしたいと思える人に出会えた時に、それは恋愛に発展し、ゆっくりと子供を含めた幸せな時間を得るためにどうしたらいいのかを考えられるようになります。
恋愛を考えられるようになる時期
心の傷が癒える頃や、子どもに手がかからなくなってくると、恋愛や再婚に踏み切ります。
恋愛に向き合えるるようになるのは、早い人では2年程。ただ、子どもが小さいうちは仕事と家事に加えて、一人でこなす育児にも追われますので、子どもがいる場合は長い人で5年程恋愛から遠ざかる人も多くいます。
ただし、シングルマザーの場合は、自分のことどもを第一優先に生活が成り立っていますので、デートする時間を捻出するのが難しいのも現状です。
実家暮らしや、近くに親戚がいるシングルマザーは、恋愛や再婚に至るケースが多くみられます。
また、一通り子育てが落ち着いてから、恋愛に踏み切るケースもおおくあります。厚生労働省の調査、「平成27年度 婚姻に関する統計」からも、50代以降に再婚をする人の数が、40代と比較しても多く推移していることから、子どもが成人してから再婚をする人が昔から一定数いることもわかります。
出会っていきなり再婚に至る人は稀ですので、40代のシングルマザーが恋愛に歩を進めるケースが多い、ということが言えるでしょう。
シングルマザーの女性と親しくなるには?
基本的には、他の女性と親しくなる方法と変わらず、接触機会を増やすことです。
ちょっとした会話を増やす
ランチやお茶に誘う
ライン交換をする
連絡頻度を徐々に増やす
お子さんの話題が出たら積極的に聞き役になる
などが有効です。
会話を増やしたり、ライン交換するための方法については「気になる女性と連絡先を交換するためには」を参考にしてください。
デートは女性が家を空けられるタイミングに短時間で
シングルマザーは時間を作るのが難しいです。
職場やサークルが一緒ならば、ランチや、休憩のタイミングを一緒に過ごすところから始めましょう。少しずつ会話を増やしながら、デートに誘えそうな曜日や時間帯をヒアリングし、女性の負担にならない時を狙ってデートに誘いましょう。
お子さんの年齢や、実家のサポートがあるなしによって異なりますので、そのあたりは直接聞いてみると良いです。
二人きりのデートの誘いに抵抗があるようならば、共通の知り合い何人かと一緒に楽しむ会を企画し、お子さんも一緒にと誘ってあげると良いです。
コロナ禍などで制約がある時期であれば、ウェブを活用したパーティみたいなものも良いと思います。
お子さんの話が出たらチャンス
やり取りを重ねていく中で、お子さんの話が出るようになった時はチャンスです。
女性の性格にもよりますが、嫌いな人や苦手な人には子供の話はしません。
子供の話を女性から持ち出したときには、積極的に聞き役になってあげることで、その女性やお子さんの事を深く知ることができますし、女性も貴方に信頼を寄せるようになっていきます。
親しくなってきたら、恋愛観を聞く
打ち解けてきて、色々な話ができるようになってきたら、恋愛観を聞いてみましょう。
ここで大切なのは、離婚理由ではなく「恋愛観」です。
「恋愛はもうしないのか?」と言ったことを聞くのがポイントです。具体的には「恋愛は…」と投げかける位で丁度良いでしょう。
もしも「恋愛は…」と投げかけて女性が黙っているようであれば「…しないの?」とつなげてみましょう。
彼女の想いが効けるでしょう。
女性の恋愛に対する言葉への返し
タイミングや、貴方との親密度によって、女性から聞ける恋愛観は異なります。
「まだ考えられない」「懲りた」と言われた場合
離婚理由や離婚からの期間によっては、まだまだ考えられないと言う場合があります。
この場合は、本当に恋愛を考えられない時期であるか、貴方を恋愛対象としてまだ見ることができていないということです。
離婚の傷が癒えるまで寄り添いながら、少しずつ二人の距離を縮めていきましょう。
「いつかは…」「本当は恋愛したい」と言われた場合
気持ちに余裕が出てきて、いつかはパートナーが見つかると良いな、と思えるようになってきている時期です。
そして、貴方に対して好意的な感情を抱いているということも考えられます。
嫌いな男性に対しては、こういった回答はしないはずです。
人ごとのように聞き流してはダメです。ぜひ、積極的にその女性にアピールしましょう。
勇気があれば告白をしてみるのも手ですが、まずは少しずつ好意を伝えましょう。
好意を伝えるのが難しい場合は、「自分のような男性は、女性にとってどうなのか?」と彼女の意見を聞いてみましょう。
恋愛の話の流れで貴方を話題にすることで、彼女にとって貴方を男性として意識してもらうきっかけになります。
女性からの好意を感じられるようになった場合
その女性と親しくなり、好意を実感できるようになっても、なかなか関係が進展しない場合もあります。
シングルマザーは、子どもの問題を重くとらえます。
子供のいる生活はかけがえのないものですが、恋愛をする上では、シングルマザーであることに引け目を感じていたり、子どもの気持ちを優先して考えてしまうからです。
自分だけの思いで子供を振り回すことになったら…、と不安です。
お子さんに関する彼女の中の不安を少しずつ取り除いてあげることが大切です。
貴方が本気で彼女との交際や、その後も考えているのであれば、彼女のお子さんについて話をする機会を持つようにすると良いです。
いきなりお子さんの話を持ち掛けるのではなく、二人でいる時にお子さんの話題になったら、「可愛いと思っている」「いい子だよね」など、感じていることを伝えてあげてください。
まとめ
シングルマザーは仕事や子供のトラブルに見舞われたときも、一人で考え・行動することが求められます。
ときどき、ふと、誰かに寄りかかりたいと思う事があります。しかし、実際は日々仕事や家事・育児に追われていて、ただ一人で耐えてゆくしかありません。
離婚を経験すると、子どもがいる、いないに関わらず、傷つき、恋愛に対して臆病になります。その傷が癒え、再びだれかと人生を歩みたいと思えるようになるまでの時間には個人差があります。
私の知るバツイチの方は、お子さんアリ・ナシ、男女に関わらず、殆どの方が数年以内に再婚をしたり、パートナーと出会うなど恋愛をしています。
シングルマザーは、時間的な余裕がない場合が多いです。
また、シングルマザーであるということを、恋愛をする上で引け目に感じてしまうことも多くあります。
そういった部分を掬い取りながら、貴方の優しさでカバーしてあげて行ってください。
素敵な関係を結べますように、お祈りしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



