本記事では、私がマッチングアプリを初めて利用した頃にやり取りをした、会社役員Kさん(50代)との出会いについてご紹介します。
- 久しぶりの恋愛、きっかけがなくて困っている
- 恋愛アプリの体験談が読みたい
- アラフォーのアプリ初心者がどんな感じなのか知りたい
そういったアラフォーや40代女性に向けて、同年代の普通女性がマッチングアプリを利用した体験談をお伝えします。
恋愛アプリに関する体験談やランキングなどは、20代や30代の若い女性の利用体験ばかりですよね。本当に40代が利用してどうだったのか。
40代女性がマッチングアプリを利用しても「本当にマッチングできるのか?」「本当に出会えるのか?」についてのリアルな体験談です。ぜひ参考にしてください。
真剣にパートナーを探すための一つの手段として、恋愛アプリを取り入れてみる一助になれば幸いです。
会社役員Kさん(50代)とマッチング
初めて恋愛アプリに登録をしてから、9日目にKさんとマッチングしました。
Kさんはクリエーター系の男性で、文章や絵を描くのに長けている印象の男性でした。
プロフィールや送られてくるメッセージから、自分の仕事が大好きなことや、文章を書いたりモノづくりに対するこだわりが端々に見えました。
古典芸能や古い町並みなどにも造詣が深いようなプロフィールだったことも手伝い、メッセージは初日から弾みました。
恋愛アプリでの初めてのライン交換
マッチングしたのが週末だったこともあり、初日とその次の日は2度ほどチャット状態でのやり取りを1時間以上しました。
こちらのメッセージを拾いながら少しひねった返しをしてくる、言葉遊びのようなやりとりだったり、お互いに同じ作家が好きなことも手伝い、お勧めの書籍や作家についての話題が絶えませんでした。
やり取りが進むうちに
と提案してくださいました。
私は年上の方との会話で敬語を外すのに抵抗があることを伝えると
と返してくれたりしました。
と仰ってくださいました。
Kさんとはメッセージのやり取りも楽しく、知的でユーモアのある印象をうけましたので、マッチングアプリ内のメッセージではなく、ラインに移行することにしました。
- アプリ登録から9日目にマッチング
- マッチングから4日目でラインに移行
- メッセージは毎日やりとり
あんなにアプリに抵抗があったのに、何人かの方とやり取りをしているうちに少し慣れてきた時期でした。
デートのお誘い・初デートはいつ?
ラインに移行してからも、毎日Kさんとのメッセージのやり取りは続きました。
Kさんは毎晩、仕事が終わって自宅でゆっくりするタイミングと、夜寝る前にその日の出来事や、その前にやり取りしていたことに触れた内容のラインが届きました。
私は仕事の合間にそのラインを読んで、時間があるときに返すという感じでした。
Kさんは、
という気遣いを戴いたので、それに甘えていたところもありますが、心地よい関係でした。
そんなやり取りが1週間程続いたある日、
好きな作家さんのお話で盛り上がった流れでデートのお誘いを頂きました。
デートの日を調整しながら、私の予定を確認すると、Kさんの職場の近くで仕事がある日があったので、そのことを伝えると
で、お互い良かったら〇日に改めてデート。
といった提案をくださいました。
私もいきなり食事は緊張しますし、軽い顔合わせみたいなものができたら嬉しいと思ったのでその案で進めることになりました。
- アプリ登録から9日目にマッチング
- マッチングから4日目でラインに移行
- マッチングから9日目にデートのお誘い
- マッチングから12日目に初デート
少しずつ、恋愛アプリでの進め方に慣れてきている感じですよね。
初デート
初デートはKさんの職場の近くの喫茶店でお会いすることになりました。
Kさんは中肉中背でありましたが、50代の癖のあるクリエーターさんといったいでたちでした。私は帽子が好きなのですが、Kさんも帽子好きな方で、その日もハットをかぶっていました。
1時間ほどを予定していた初顔合わせのデートでしたが、思いのほか実際にお会いするKさんは実直で大人。お話も面白くあっという間に1時間が経ってしまいました。
そろそろお会計をと言う段になり
もし大丈夫なら軽く食事でもどう?
と尋ねられました。私ももう少しお話をしたかったのでお誘いを受けることにし、Kさんは一旦帰社し、私はその喫茶店で仕事をしながらKさんを待つことにしました。
30分ほどで戻ると言っていたKさんでしたが、15分ほどで戻って来ました。
その後、お勧めの鍋のお店に連れて行ってくださり、お店に到着すると、
そういって、二人の間で話題になった作家のおすすめの本を1冊、くださりました。
と添えて。
正式お付き合いの申込(告白)はあるの?
アラフォーあたりから、「大人の恋愛に告白はあるのか?」というものが話題に上がることがあります。私は「告白あり・なし」によって本気度は計れないとも思いますが、「告白はあったら安心できる」という気持ちもわかります。
学生の頃のように「付き合ってください!」といった告白ではないにしろ。
とは言え、告白もプロポーズもないままにお付き合いし、結婚に至るカップルもいます。
Kさんと初めてのデートをした時に、私はKさんにかなりの好意を抱いていました。
Kさんが喫茶店で「良かったら食事でも」と仰ってくださったのはとても嬉しかったです。
そして、その後の夜の食事は2時間ほどで解散となったのですが、帰りしなに
俺はバツイチだしこんなだけど、シブコさんといると楽しいから、これからも一緒に入れたらなと思うんだよね。
次回のデートも、できればしたい。
返事はまだ先でいいから、少し考えて。
と、いわゆる「告白」をしてくださいました。
Kさんとのやり取りはとても楽しく、日常にハリが生まれました。
恋愛が久しぶりな事や、マッチングアプリに不慣れな事なども承知してくださり、ゆっくりと私のペースで運べるように、でも意思表示もしてくださるKさんは、とても好印象でした。
- マッチングから12日目に初デート
- 初顔合わせの後の、(同日2回目?)食事デートで「告白」
初めてお会いしたその日に告白、というのはナンパ以外では未体験です。
それでも、
- 恋愛を目的としたアプリがきっかけ
- マッチングから毎日やりとりをしていた
という前提があったので、一般的な出会いからの「初対面で告白」とは異なるとは思いますが、驚きました。
Kさんとのその後
Kさんとのデートが決まってから、やり取りしていた他の男性にお断りをし、アプリを退会しました。
Kさんと向き合ってみようと思ったからです。
その後、Kさんとは毎日ラインのやり取りを続け、2度ほどデートを重ね、お付き合いをお受けしました。
しかし、お付き合いすることになると、
と言われ困惑しました。
また、自宅も職場も名刺も開示してくれましたが、なぜか電話番号を教えてもらっていなかったので尋ねると
と断られたのに違和感を感じました。
私は自分で事業をしている手前、比較的普段は自由に空き時間を捻出できるのですが、どうしても繁忙期は忙しくなります。
その繁忙期は3か月程続き、その期間は終日オフの日が全くない状態になることもあります。
丁度その時期に差し掛かかる頃でしたのでその旨を伝えると
と言われてしまいました。
自分勝手な話で申し訳ないと思いつつも、私は自分の生活を維持するためには仕事をしなくてはならず、抱えているお客様に迷惑をかけるわけにもいきません。
1年間の一時期、毎週恋人に時間をさけるほどのバイタリティがないのもお恥ずかしい話ですが、どうしてもそこは変えることができない。
会いに来てくれるのも嬉しいけれど、自分の体を休める時間もないような時期には…。
そして仕事への理解をしてもらえない男性とは、生涯のパートナーとしてこれから一緒に過ごすには…。と悩み、そのことをお伝えしてお別れすることにしました。
- マッチングから12日目にお付き合いを申し込まれる
- マッチングから1か月目に正式にお付き合いを始める
- マッチングから2か月目にお別れ
これが、Kさんとの告白後の流れです。
Kさんとのマッチングで学んだこと
Kさんは年齢の割には若く見える、というか年齢不詳なお帽子の似合う男性でしたが、この年代特有の「思ったことには頑な」な部分がありました。
とは言え、モノヅクリ系のお仕事に関わっておられる分、若い方との交流もあり、柔軟なタイプだったとは思います。
それでも、お付き合いを正式に始めましょう、となった途端に、それまでは
と仰っていたのに
と。
これは、よく経営者の集まりで話題になるのですが、自分で事業をやったことがあるかないかで、わかってもらえないことがある。というお話そのものを体現した出来事でした。
そして、私のような仕事のペースで過ごしていると、もしかしたらやっぱり恋人を作るのは難しいのかもしれない…と、落ち込んだ出会いでもありました。
Kさんとの出会いで学んだことは
- 50代であっても「告白」をしてくださる男性もいる
- 趣味嗜好が合い、話題の尽きない楽しい男性との出会いもある
- 大人の恋愛は、それまでのお互いのペースを尊重できるかも重要
- 恋人関係になると、会う頻度を上げたくなる男性もいる
- お付き合いが確定しても電話番号を教えない男性もいる
- 出会いがアプリでも会社や自宅などを開示してくれる
ということでした。
Kさんは、会社役員として、お勤めの企業サイトに写真とお名前が掲載されています。
自宅も、一度荷物を取りに一緒に立ち寄ったことがあります。
それなのに電話番号を知らないままに終わったのは謎でした。私から教えて交換すればよかったのかもしれませんが、今となってはむしろ、交換しなくてよかったかなとも思います。
Kさんにお別れを告げたデートの後、しばらくしてからかなり重たいラインが連投されましたので。
私の自宅はお知らせしていませんでしたし、ラインのみのつながりだったことは、今思えば幸いだったと思います。
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失敗続きのアラフォー恋活からアプリ恋活へ。アプリ初心者が試行錯誤してようやく穏やかなパートナーと成恋!
>>リアルからアプリ恋活→成恋までのダイジェスト記事はコチラ
リアルでは出会いが全くなかった私ですが、アプリでは恋愛を目的としている男性との出会いが沢山ありました。
ただ、恋愛が久しぶりだったことで、成恋には至るまでに時間がかかりました。
そういった意味では、恋愛アプリを活用しても、すぐに恋人ができるわけではありません。
しかし、出会いがないままに恋人ができるということもありません。
出会いがあるから、パートナーとなりうる男性を探すことができるようになります。
そして、出会いを重ねることで、恋愛に対しての向き合い方が分かるようになり、自分に合ったパートナーと出会うことが可能になります。
私は、恋愛が久しぶりだったこと、恋愛を目的としたときに異性との関わりがとても不器用だったため、今の彼と出会うまでに時間がかかりました。
でも、その時間を無駄だったとは思いません。
そういった、失敗談も含めて赤裸々にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
>>リアルからアプリ恋活→成恋までのダイジェスト記事はコチラ




おわりに
40代の恋愛は、自分からの一歩がなければ始まりません。
また、自分からの一歩を踏み出すためには「出会い」がなければ始められません。
そのためにも、出会いの選択肢の一つとして、アプリの利用を始めてみてはいかがでしょうか?
複数のアプリを計3回、延べ6つ利用した私が、最後の恋活で利用したのはペアーズ
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