本記事では、私が2度目にマッチングアプリを利用した際に出会ったMさん(40代後半)とのお話の続きです。
Mさんとのお話を最初からお読みになりたい方はコチラからどうぞ。
真剣にパートナーを探すための一つの手段として、恋愛アプリを取り入れてみる一助になれば幸いです。
最後のデート?
東カレロマンスで出会ったMさんとのデートを重ねましたが、関係が進展する気がせず、もうお会いしないとお伝えしましたが、「会って話を…」という事になり、もともと予定していたデートの日にお会いすることにしました。
何事もなかったかのようにふるまう?Mさん
その日は、お見せしたい景色があります。
ということでMさんアレンジのデートの予定をそのまま受け入れる形になりました。
待ち合わせ場所にやってきた車はまたもや違う車…。(車、本当にお好きなんだなと)
会っていきなり「もう会いません」と詰め寄るのも憚(はばか)られたので、特に触れずにいると、Mさんも何事もなかったようにふるまっていました。
Mさんおすすめの美術館を案内してくださり、隠れ家的なお蕎麦屋さんに連れて行ってくださった後、
と提案されました。
その友人の方は、Mさんが唯一(?)親しくされている方でした。Mさんがそのご友人について語られ情報としては、
- クルーザーを持っている(かつての海仲間)
- 会社を経営している
- 別荘を持っている
- 大金持ちの外国籍のお友達がいる
- アウトドア料理が趣味
- 私の住まいの近くに住まわれている
です。そして
と言われました。どのように紹介されるかは気になりました。
Mさんとの最期のデートになるかもしれないのだから、Mさんが私に対してどんな気持ちで接しているのかをしっかりと受け止めていこうと思っていたので、そのご友人のところに立ち寄ることにしました。
友人の方について語るMさんは…
そのご友人のご自宅に向かう途中でMさんは、そのお友達が「どれだけ自分が彼に尽くしているか」「彼がどれだけ自分に尽くし返してくれているか」「彼の所有している不動産がどれだけすごいか」「彼にはお金持ちのお友達がいて、その恩恵を自分も受けることができている」というお話をしていました。
その話を聞きながら「Mさんは、いわゆるスペック的なものに重きを置く価値観なのかも…」と、以前にもまして強く感じました。
友人紹介で私のことをなんと紹介するのか…
友人のご自宅に到着する段になり、やはりモヤモヤした気持ちが浮かんだのでMさんに切り出すことにしました。
ほどなくしてその方のご自宅前に到着し、「紹介します。」と促されました。
と尋ねてみました。
一瞬固まったように見えましたが
と言われました。なので
とお伝えしました。
結論としては、終了を心に決めた
要するに、Mさんは「遊べる手ごろな異性がいたらいい」位に私の位置づけをしていたと思います。
本気でこの女性とお付き合いをしたい、と思ったのならば、数か月の期間デートを重ねる中で判断し、関係をはっきりさせると思いました。
関係性をはっきりさせたがるのも、大人同士の恋愛において野暮かもしれません。でも、煮え切らないMさんの態度に不満の方が大きくなったのも事実です。
大人げないかもしれませんが、私の正直な気持ちです。
同じく、Mさんに対して、私も「どうしてもこの方とお付き合いしたい」「ずっと一緒にいたい」と思えなかったという点では、お互い様でした。Mさんのことばかり言えません。
潮時。本当にこれまでだなぁとしみじみしながら、Mさんがご友人とお話されるのを車の中で待ちました。
Mさんとの関係に悩む
Mさんとはその日、あえて「二人の関係」について触れることなくデートを終えました。
その後ラインのやり取りも続きましたが頻度が少しずつ開くようになりました。
所謂「既読」になるまでの「未読」の時間が以前より長くなったり、「既読」になってから返信までのタイミングがお互いに遅くなっていきました。
毎日数往復だったやりとりが毎日1往復程度になり、毎週のようにしていたデートも、仕事を理由に断りました。
大人の恋愛ってどんな感じなのか迷子だった
若い頃のお付き合いは「付き合ってください」「はい」というものしか経験がありませんでした。
30代は恋愛から遠ざかっていたことや、大人になってからの恋愛経験が殆どなかった為、大人の恋愛の始まり方や継続の仕方が分からず迷子でした。
もしかしたら、「お付き合いしてください」というはっきりした告白がないままでも、信頼できる関係であれば、お互いに大切な人との時間を共有できるのかもしれない。
だから、Mさんからの告白がいまだにないけれど「大切な人です」という言葉を素直に受け止めて関係を続けてみるのも良いのかもしれない。
そんな風に考えてみたこともありますが…。
結局、気持ちが凪ぐことはなくもやもやとした勘定ばかりが生まれる関係は終わりにしたい。そう結論図家ました。
恋人、と言わない男性への不信感と、拗らせ思考
「恋人」という言葉を使わないMさんに対しての不信感があったのも事実です。
「大切な人です」という表現は優しくて誠実な言葉であるかもしれませんが、「恋人」という関係に私はなりたかった。
というか、当時は「恋人」が欲しかった、のです。
恋人同士のような関係を続けているのに、関係を表現するのであれば「友人」と必ず言うMさんに対しての苛立ちと不信感がありました。
「遊びなの?」「都合のいい関係?」という考えでいっぱいになりました。
ただ、恋愛における経験値不足や自己肯定感が低かったことと、(とても失礼ですが)Mさんも決して「世間で言われる素敵な大人の男性ではなかった」ため、
- この男性が女遊びする?
- この程度の私が、「遊ぶに値する女」であるはずがない
という、よくわからない考えが、私の行動にストップをかけていました。
Mさんのことを好きなのか?ちゃんと向き合ってみよう
Mさんのことを本当に好きなのかどうか?自分に問うてみて、正直よくわからなかったというのもありました。
- ただ、恋人が欲しいだけじゃないのか?
- Mさんは生活水準や経済観念が同じくらいでちょうどいい、というだけじゃないのか?
- Mさんのことを本当に好きなのか?
自分の中で考えてみたけれどよくわからない。
ならば、もう一度、素直に向き合ってみよう。と思いMさんに連絡をしてみました。
うっかり振られる?
すると、めずらしく丸一日既読になりませんでした。
え?何?どういうこと?
とその時は驚きました。
この時は、「恋愛が久しぶりなのだから、お相手の気になるところばかりに目を遣っても仕方がない。今あるご縁にしっかり向き合ってみよう。」と言う気持ちでいましたが、Mさんからは翌日長いお返事がきました。
要約すると「引っ張っても不誠実化と思いますのでお伝えします」と前置きがあり
- 自分が楽しんでもらおうと話をしていても「つまらなそうにしている」ことがある
- 自分の友人の話をしている時に「生返事」をするようになった
- 会社スタッフの話をしている時に、積極的に会話を勧めようとしない
- 前回の帰り際が気に入らない
といった内容でした。
え?もしかして、私振られました?
次のお話>>「40代マッチングアプリ体験談15:会社経営者Mさん⑦」
失敗続きのアラフォー恋活からアプリ恋活へ。アプリ初心者が試行錯誤してようやく穏やかなパートナーと成恋!
>>リアルからアプリ恋活→成恋までのダイジェスト記事はコチラ
リアルでは出会いが全くなかった私ですが、アプリでは恋愛を目的としている男性との出会いが沢山ありました。
ただ、恋愛が久しぶりだったことで、成恋には至るまでに時間がかかりました。
そういった意味では、恋愛アプリを活用しても、すぐに恋人ができるわけではありません。
しかし、出会いがないままに恋人ができるということもありません。
出会いがあるから、パートナーとなりうる男性を探すことができるようになります。
そして、出会いを重ねることで、恋愛に対しての向き合い方が分かるようになり、自分に合ったパートナーと出会うことが可能になります。
私は、恋愛が久しぶりだったこと、恋愛を目的としたときに異性との関わりがとても不器用だったため、今の彼と出会うまでに時間がかかりました。
でも、その時間を無駄だったとは思いません。
そういった、失敗談も含めて赤裸々にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
>>リアルからアプリ恋活→成恋までのダイジェスト記事はコチラ




おわりに
40代の恋愛は、自分からの一歩がなければ始まりません。
また、自分からの一歩を踏み出すためには「出会い」がなければ始められません。
そのためにも、出会いの選択肢の一つとして、アプリの利用を始めてみてはいかがでしょうか?
複数のアプリを計3回、延べ6つ利用した私が、最後の恋活で利用したのはペアーズ
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