マッチングアプリで出会ったWさんとのお話「その3」です。(①はコチラ。②はコチラ)
アプリのメッセージからラインに移行したらチャット状態。そしてタメ口モードに呼び捨て。戸惑いながらも、これまでの恋活反省点を活かそうとやり取りを続けました。
40代男性のラインのペースがどれくらいなのかの参考にも、なるのかも?ならないのかも…?
ラインは毎日。「おはよう」から「おやすみ」まで
Wさんはとにかくマメな方で、毎日「おはよう」に始まり、「今から走ってくる、今日は暑いね」とか、「これから出社」「今、休憩なんだ、シブコは何してるかな?」といった感じで、かなり頻繁にラインをくださる方でした。
ラインがマメなWさんにオロオロする
Wさんからのラインには、できるだけ返信をするように心がけていました。
以前、アプリで出会った男性から、返信が遅いので合わないかも…、と言われてしまったこともあり、頑張って返さなくては!と思っていたからです。
例えばですが、
と返して仕事に向かい、お昼過ぎにラインを確認してみると
といった具合。未読…で、今既読ついてるから…、何か…何か返さないと…。
でも、どうしたら?何に触れたら?全部拾うしかない?拾うしかないよね…
と…とりあえずこれでOKかな?と返すと
ひー。既読ついちゃったけど私これから打合せ…。。アプリを既読のまま閉じる…。Wさんごめんなさい…。
そして、夜ひと段落してラインを開くと
俺はもう少ししたら仕事終わり。
と優しいラインが。Wさん優しい。そしてごめんなさい。
と返信してすかさず閉じる。(まだ仕事が残っていたので…)
数時間後にラインを開くと
(返さなくちゃ…)
もう少しで仕事終わります。遅くにすみません。お休みなさい。
(よし、これで良いはず!)
そして朝ラインを開くと
遅くまでお疲れ。俺ももう少ししたら寝るよ。
と、続いていきます。うん。マメ。気さく。明るい。ありがたい。それがWさん。
ラインについて考える|男やもめみたいな自分
ラインはアカウントを持ってはいる。家族とのやり取りはライン。ただし、業務連絡的なもののみ。
友人とのやりとりもラインを活用はする。こちらも、業務連絡。コミュニケーションは対面がメイン。
「久しぶり。いついつ〇〇の件でちょっと逢えないかな?」「いいよー、いついつにしよっか」「了解、場所どうする?」「〇〇駅あたりでもいい?」「了解、食べたいものあるかな?なければ和食っぽい感じでどう?」「いいね、お任せ」
で、お店の予約をしたらURLを送信。既読がついて当日まで連絡なし。笑(おじさん…)
私の友人、殆どコレ。
コミュニケーションは基本対面。なのでアポの調整にラインを活用するくらい。
どうしても急ぎで相談、でも逢う時間が取れそうにない場合は電話。
ごくまれに「俺通信」ならぬ「私通信」みたいなものや、共通の話題になるものの情報をポンと送ってくるくらい。しかもそれに対して「既読のみ」の場合も半分以上。(おじさん…)
要するに…、Wさんのようにマメな知り合いがいない。
そして、アプリで出会った男性も、殆どが1~2日に1~3通のメッセージを下さる感じ。
メッセージの回数がこまめだということや、返信しやすいような俺通信を下さる「ライン上手な男性」だと思うのだけど、そんなにマメにラインでチャットできない私は困ってし舞いました。
おじさん…ていうか、もうおじいちゃまの域に達している(私…)。
そうこうするうちにWさんからもペースについて突っ込みと言うか、気遣いメッセージが来る羽目に。
合わないと思ったのなら言って欲しい
朝、昼、夜、とこまめに、しかもこちらがレスを返しやすいようなラインをくださるのに、私が返せるのは多い時で日中に1回と夜1回。少ない時は「とにかく24時間以内には何かしら返信を!」という感じでした。
するとWさんからついにこんな内容が届きました。
来た…。しまった…。嫌じゃないし、避けてるわけでもない。フェードアウト狙ってるわけでもないのだけど、物理的にそんなにマメにラインを返せるタイプじゃない。。どうしたらいいものか…。
少し悩みましたが、Wさんが求めるペースでのお付き合い、を考えた時に、難しいかもしれないと思ったのが正直な気持ちでした。
シブコと呼び捨てにされるのにも、まだ違和感は残りつつも、前向きな感じだったので「嫌まではいかない」。どうしようかと。そして決めました。
Wさんは素敵だけど多分違う…
Wさんは気さくで明るくて、真っすぐに感情表見をしてくれる方でした。
この男性だったらリードしてもらえたり、甘えることがいずれできるようになるのかもしれない、と思いながらも、一歩どうしても踏み込めない自分がいました。
Wさんは真剣にパートナーを探してアプリに登録している。無駄な時間を過ごさせてはいけない。という思いと、ラインのペースや言葉遣い、テンションから、どうしても恋人候補としてみることができない、と判断しました。
そして、
Wさんとのやり取りはとても楽しいのですが、私とのペースが違うような気がしています。
せっかくやり取りさせて頂いていたのにごめんなさい。
と返すと
こうしてWさんとのやり取りを終了しました。
が、実は後日談が。
【後日談】Wさんはすごくいい人だった。絶対に幸せになってほしい。
ご縁がつながらなかった体験談であふれかえっている私のブログですが、この3度目のアプリ利用で、今の彼と出会えています。
そして、今の彼と出会い、お付き合いが決まった時に、アプリのプロフィールを「お付き合いする男性と出会えたので退会します。皆様によいご縁がありますように。」と変更しました。
実は退会をしたかったのですが、数か月プランの有料登録をしていたためすぐに退会ができない状態になっていたのでした。※私は「無料登録」をすることと「1か月プラン」をおススメしてるのはこのためです。(即時退会ができないと言うのが、個人的な唯一のネック)
ごくわずかではありますが、退会予定の女性に貴重な「いいね」を使ってしまう男性がいたら申し訳ないと思い、そのようにプロフを変更したのですが、なんと、Wさんからラインが来たのです。
と。Wさん、いい人。。
ラインやアプリでのブロックについて考える
Wさんとのやり取りを一旦終了させたとき、Wさんのラインはブロックせずにいたのだと、後から気づきました。
最後にWさんから「お幸せにライン」を頂いた時にそのことに気づきました。
Wさんからのラインを見て、私も返信をしました。
本当にこれでお終いに。ありがとうございました。
送信して、Wさんをラインでブロック、削除しました。
そして、アプリでも、Wさんをブロックしました。
合わない人は即ブロック?は私は違うと考えます
合わない人は即ブロックできるのがアプリ恋活の「良いところ?」かもしれませんが、私はちょっと違う考えです。
よほど変な人がいた場合や、怖い思いをしたのならば非表示やブロック機能を利用するのももちろんありですが、ある程度のやり取りをしていて、急にブロックされると、やはり傷つきます。
ただ、実際はやり取りを始めたばかりでも「退会者」になってしまう男性もいました。はじめは「あれ?」と思いましたが、本当に退会したか、ブロックされたかは定かではありませんが、「私ではないのだ」という事が分かるので良いかな、と思います。(そしてそういうものだと理解したので)
私に目を詰めてくださり、お互いに大切な時間を割いてやり取りをしてきた方とは、真摯に向き合えたら、と。
少しずつ相手に寄り添いながら、それでも違う場合は、どこかで区切りをつける方が、恋愛に、というか「自分に向き合う」ことができます。
お付き合いには至らなくても、心を向けられる出会いを重ねることは恋愛リハビリになる
Wさんとのやり取りもお付き合いには至りませんでした。
それでも、Wさんとのやり取りの中で「なんか違う」と思っても、「この人じゃない」と決め付ける悪い癖が外れたように思います。
ちょっと違うけど、良いところもある。そして、異性に対して「嫌だな」「何かな…」と思う自分の思考は、変えていった方が良い場合もあるのだろうな、と学びました。
美人だったり可愛いアラフォー女性や、若い方であれば、全ての人と全力で向き合うのは難しいと思いますが、私のような場合は違います。
少ない何人かの男性と丁寧に関係を深めることで、本当の恋愛リハビリになると感じました。
これは男性も、女性も、久しぶりの恋愛に戸惑う人には共通することなのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な出会いがありますように、お祈りしています。
次のお話>>「40代マッチングアプリ体験談22:サーフィンが好きなイケメンRさん」
失敗続きのアラフォー恋活からアプリ恋活へ。アプリ初心者が試行錯誤してようやく穏やかなパートナーと成恋!
>>リアルからアプリ恋活→成恋までのダイジェスト記事はコチラ
リアルでは出会いが全くなかった私ですが、アプリでは恋愛を目的としている男性との出会いが沢山ありました。
ただ、恋愛が久しぶりだったことで、成恋には至るまでに時間がかかりました。
そういった意味では、恋愛アプリを活用しても、すぐに恋人ができるわけではありません。
しかし、出会いがないままに恋人ができるということもありません。
出会いがあるから、パートナーとなりうる男性を探すことができるようになります。
そして、出会いを重ねることで、恋愛に対しての向き合い方が分かるようになり、自分に合ったパートナーと出会うことが可能になります。
私は、恋愛が久しぶりだったこと、恋愛を目的としたときに異性との関わりがとても不器用だったため、今の彼と出会うまでに時間がかかりました。
でも、その時間を無駄だったとは思いません。
そういった、失敗談も含めて赤裸々にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
>>リアルからアプリ恋活→成恋までのダイジェスト記事はコチラ
おわりに
40代の恋愛は、自分からの一歩がなければ始まりません。
また、自分からの一歩を踏み出すためには「出会い」がなければ始められません。
そのためにも、出会いの選択肢の一つとして、アプリの利用を始めてみてはいかがでしょうか?
複数のアプリを計3回、延べ6つ利用した私が、最後の恋活で利用したのはペアーズというマッチングアプリです。
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