こんにちは、オニカワです。私の恋愛スイッチがようやく入り始めたころのお話です。
- 40代のリアルな恋愛体験が読みたい
- 成功体験じゃなくて失敗体験も知りたい
- 恋愛が久しぶりだと「残念思考」になる大人女子の体験談を読みたい
- プロの演奏家と親しくなる方法が知りたい
といった方に向けて綴っています。最初からお読みになりたい方は「出会い」からどうそ。
演奏会本番当日にずっと一緒にいるということ
レッスンの際に、先生の出演される演奏会のお誘いがあった。
これだけでも十分に嬉しいことで、これだけならばままあることなのかな。と思います。
なのだけど、ちょっと勘違いというか、浮かれてしまった理由と言うのが
リハーサルから見に来てもいいよ
という天にも昇るご提案があったから。
更に、リハーサル当日。
リハは夕方からだから、その前にレッスンしてご飯でも一緒に食べようか。
挙句、当日の本番もお席をご用意くださるということ。
ちょと…、私をそんなに喜ばせないでちょうだいよと・・
嬉しいけれどももうソワソワアワアワしておりました。
ありえない。。。。
勘違いしますよね?一日中デートじゃないか!?
恋愛初心者、ポンコツです。
朝から大好きな楽器の音色を聞きながら、レッスンを受ける。
ランチも年下の音楽家さんとご一緒(先生は私より年下という事が判明。同じくらいかなと思っていたら、結構お若かった…)。
会場まで同行してリハーサルを見学し、本番の演奏会も堪能…。
これだけでも大金をお支払いしなくてはならないのではないかと。今思えば。。
これは、恋しちゃいますよね?普通。年齢なんて関係ないと思うの。
当日が近づくにつれ、ラインのラリーも以前より多く…と言うか、毎日していました。当日の事やレッスンについての話題が主だったのに、次第に他愛のないやり取りが続いていました。
ああ、世の恋する女性たちは、こうやって日々トキメキをラインから補充していたのかと。
当日のお教室でのレッスンにもときめく
そうして迎えたデートもとい、課外レッスン当日。
この日は朝からレッスン。
今までは午後以降のレッスンが多かったので、慌てました。
お年頃なのであまり明るい日の元でお会いするのに抵抗が。
今更隠しても仕方ないのに。
前回からの課題を攫い、先生の模範演奏を聴き…
と、いつものようにレッスンの時間が楽しく過ぎていきます。
普段と一つ違うのは、せっかくだから少し長めに練習室を借りたこと。
レッスンが終わった後に、個々に練習しましょう、ということになっていました。
楽器を社会人でやっている方ならわかると思うのですが、練習できる場所が取れるときは、できるだけそこで練習をしたい、というものなのです。
私の子供のころはのべつまくなしそこいらじゅうでピアノやリコーダーや、吹奏楽部さん関連の練習を、気にせずしていたものだと思うのですが。
昨今は…ね…。
レッスンをいつもより長めにして頂き(先生ありがとうございます!)一旦終了。
指導いただいた箇所を攫おうかな、その前に一度お手洗いに行きましょうと練習室を出ました。
お手洗いから戻ると、もうそれどころではなくなった。
先生が、その日の演奏会の演目を攫っていたんですね。
もう、その音圧にやられてしまった。
私の個人練習なんて、別の日に練習室を借りればいくらでもできますが、先生の生の音を聞ける機会なんて早々あるわけではないのです。
ただの基礎練習であってもその音の伸びやかな事。
ただたら聞きほれておりました。
どうしよう、全然終わらない。デートみたいな一日(下)につづく
その他ポンコツ恋愛記事▶ポンコツ恋愛リスト
▼音楽家の先生にときめきかけたお話
1.出会いの話
2.初顔合わせの話
3.先生!それってデートですか?
4.デートみたいな一日(上)
5.デートみたいな一日(下)
