バツイチで別居中の子供がいる。
離婚から時間を経て、ようやく彼女ができた。
うまくいっていると思っていたけれど、最近何だか彼女が冷たい…。
そんな時にチェックしていただきたいポイントについてご紹介します。
彼女と二人の関係において、何かトラブルがあったとか、思い当たることが無く、彼女が人間的に大らかである場合は、子どもや別れた妻とのことが原因になっている場合があります。
貴方も、彼女も悪いわけではないのですが、彼女の人柄がよい場合、ついつい甘えから彼女を苦しめてしまっていることがあります。
子供の話を彼女にし過ぎる
貴方にお子さんがいるのは承知でお付き合いしている。彼女も、子どもの話をすると優しい表情で聞いてくれる。だから問題はないはずだ。
そう思っていても、実は彼女の人柄が優れているだけで、本当は複雑な気持ちでいることもあります。
バツイチ男性とお付き合いする女性でも、年齢や結婚歴によって女性側の悩みは様々です。
彼女も貴方との子供が欲しいかもしれない
貴方はお子さんがいます。でも、もし彼女に子供がいなかった場合はどうでしょう?
貴方との子供が欲しい、できれば結婚したい…、そう思っているとしたらどうでしょうか?
自分には子供がいるからその発想はなかった。
自分はバツイチで子持ちだし、それを承知で付き合ってくれているのだから、気にしていなかった…。
どうでしょうか?
もし、貴方との子供が欲しいと願っているのに、貴方から彼女と二人の将来の話がなく、お子さんの話を貴方が頻繁にしていたとしたら…。
どうでしょうか?
貴方との日々が楽しく、貴方と過ごす時間に幸せを感じていればいるほど、もしかしたら辛いかもしれません。
お子さんの話をする頻度を少し下げましょう。
そして、彼女がお子さんについて話題を振ってきたときには、素直にその話に応じる位が良いでしょう。
お子さんについての話をして欲しい、と彼女が言ったことがあったとしても、一度聞いてみると良いかもしれません。
突然聞くのではなく、お子さんのことを彼女から尋ねられた時に、「嫌じゃない?」と尋ねてみると良いでしょう。
大切なのは、彼女が「その時」どう思っているのか?を知り、貴方がどうしたいのか?を素直に伝えることです。
別れた妻の話をしすぎる
良い話も、悪い話も、できれば前の妻の話を聞きたくないものです。
貴方はどうですか?
彼女が元カレや元夫の話を頻繁にしたら…。
嫌ですよね?
ただ、どうしても胸の内を聞いてほしい場合や、恋人やパートナーとしての改善点を見出したい時にその話をテーブルに乗せるのは仕方ありません。
問題なのは、無防備に、「昔、こういうことがあって…」と言われることです。
結婚生活を送ったことがある男性とお付き合いをすると、「もしかして前、家庭を持っていた時に来たことがあったのかあ?」と想像してしまいます。
イベントごとやデートの場所などについて、つい、悪気が無くても口にしてしまうことはないでしょうか?
また、「こんなことしてもらったことがない」と、今の彼女を褒めるつもりで言ってしまうことであっても、時として「他の女性と比較された」と感じてしまうこともありますので気を付けましょう。
元妻と、ある程度良好な関係で離婚している場合
元妻と喧嘩別れでない場合は特に注意が必要です。
元妻側でお子さんが暮らしている場合、面会日に調整連絡をすることが頻繁にあるでしょう。
近況もある程度把握している。戦友のような存在である場合もあります。
もう、元の鞘に戻ることはない、と自分も元妻も思っていたとしても、彼女からしたら不安に思う部分です。
元妻と良好な関係、またはフラットな関係である場合は、基本、彼女には元妻の話はしないようにしましょう。
ただ、隠す必要はありません。聞かれれば「事実だけ」を伝える程度にするとよいでしょう。感情を入れずに伝える事が大切です。
元奥さんとはどうなの?今度のお子さんの面会日で連絡あったの?
などと聞かれたら
「電話(ライン)したよ。時間とかきめるのに」
程度でOKです。
間違っても「電話(ライン)したよ。時間決めるのに。仕事大変そうだったけどね。子供の為にも頑張ってほしいな」など、元妻の様子やあなたの感情を言葉にしないようにしてください。
彼女の前で、子どもと電話しすぎる
離れて暮らしているお子さんがいる場合、お子さんが成長してくると、電話で話をする機会もあるかと思います。
彼女と一緒に過ごしている時間に、そのタイミングが訪れることもあるでしょう。
その場合、貴方はどうしていますか?
彼女もわかってくれているから…、とそのまま電話に出て楽しそうにおしゃべりしていませんか?
たまにであれば、彼女も「お子さんとの電話か。たまにしか話せないし、一番大切な存在なのだから」と嬉しそうに話をしている貴方を温かい目で見守ってくれるでしょう。
しかし、一緒にいる時に毎回お子さんとの電話に彼女の前で出るのは控えた方が良いでしょう。
それは、お子さんがまだ幼稚園や小学生位の年頃である場合
「パパとママと一緒に…」といった言葉が出る可能性があります。
また、「ママとね…」と元妻の近況を、今の彼女の前で話をすることも出てきます。
逆の立場だったらどうでしょうか?
自分の恋人が、子どもとは言え、「元夫の話を目の前でする」ということ。
その話題を提供しているのは、何の罪もない子供であること。
誰も悪くないことはわかっていても傷つきませんか?
子供の手前、元パートナーを悪く言うこともできない為、優しい言葉を連ねる自分の恋人。
もし、お子さんとの電話が彼女といる時にかかってきたら「子供からの電話。出るね」と言って彼女と距離をとりましょう。
今まで目の前で電話に出ていたのに急にそうすると、彼女はびっくりするかもしれませんが、電話が終わったら彼女に言えばよいのです。
「もしかしたら、嫌な思いをさせちゃうかもしれないかと思って。」と。
「全然平気だよ。むしろ様子を知りたいし」と言われたら、今まで通りにすればよいですが、強がって行っている場合も多いです。
彼女の様子を見ながら、最近心当たりのある方は、お子さんとの電話を彼女が聞こえない場所でするようにしてみると良いでしょう。
別れた妻との電話を、彼女の前でする
正直、最悪です。自分の身に置き換えて想像してください。
どうしても、彼女の前で話さないといけない場合は、電話の後に彼女にその理由を説明しましょう。
例えば、子どものことでどうしても話をしないといけない状況だった、等。
子供が学校でトラブルにあった、行きたくないと言っている、入院することになった。等。
そうそうあることではありませんが、それは万一の場合ですので、彼女も理解できます。
それ以外の金銭的な問題や交渉事であれば、彼女のいない場所や時間に改めて電話するようにしましょう。大人同士の電話であれば、調整はできるはずです。
大切な彼女との時間を、元妻に割く必要はないはずです。
元妻とある程度良好な関係で別れている場合
価値観の違いや、仕事の方向性などの不一致で別れた場合、戦友のような絆で繋がっている元夫婦もいます。
その場合、仕事の相談や子育ての相談など、連絡を取り合うことがあるかもしれません。
これも、反対の立場だったら、と置き換えて考えてみてください。
理解はできる。でも、自分の前で、恋人が、深いつながりを感じる別の異性と電話をする機会が頻繁に会ったら?
嫌ですよね。
改めて、彼女のいない場所で電話しましょう。
彼女から、元妻との関係を聞かれたら、隠す必要はありませんが、聞かれた事だけに最低限答えること。そして、今一番大切なのは、自分が付き合っている恋人だ、ということを伝えてあげましょう。(お子さんがいる方は、別です。その理解がない彼女は、どうかな…と思います)
二人の結婚観が一致していない
二人の将来の展望が曖昧だと、不安や不満が生まれやすくなります。
ライフスタイルや恋愛も多様化してきている中で、「彼女が結婚(再婚)したいと思っている」のか「『今』は結婚(再婚)を考えていない」のか等も多種多様です。いくつかのパターンを周回しますが、一度は「想像」だけではなく、彼女と話をしてみることをおススメします。
彼女が未婚独身女性で結婚願望が「今は」ない場合
自立している女性や、実は自分の家庭環境に課題がある場合等、理由は様々ですが、
- 数年先以内の結婚を考えていない
- 一生独身を貫くつもりだが、パートナーが欲しい
と言った恋愛観で貴方とお付き合いしている場合もあります。
誰かに寄りかかる必要がない(誰かを巻き込めない)。でも、恋人は欲しいという場合です。
実家に障害のある家族がいる、両親との関係が破綻している、と言った場合もありますし、自分の人生が充実している場合もあります。
結婚願望が無さそうに見える女性で、実際にそうであったとしても、貴方との関係に不安を感じることもあります。
結婚観についてしっかりと話し合う事と、彼女のことを一番に考えている、大切な存在だ、という事を伝えることで、結婚についての不安を取り除いてあげることができます。
彼女が未婚独身で結婚願望がある場合
この場合、上記でも紹介しましたが、過去の貴方の婚姻生活での出来事や、元妻の話をすることを極力控えましょう。
また、貴方が再婚をしたいかどうか、再婚を考えるのであれば、それはいつなのかを考え、彼女に伝える必要があります。
結婚願望があるのに、結婚(再婚)するつもりがないままお付き合いを続けるのは酷です。
一度しっかりとご自身で考え、彼女と向き合い話し合ってください。
お互いがどれくらい必要としているのか、貴方と彼女が結婚できるとしたら、それはいつなのか?を一緒に考え、今後について決めましょう。
彼女がバツイチで再婚願望が無い場合
彼女がバツイチとなると、お互いに結婚や離婚についての経験値があるので、忌憚ない対話ができるはずです。
再婚について率直に尋ねてみると良いでしょう。
そして、再婚願望がないと言われても、それは貴方と遊びと言うわけではなく
- 離婚での傷が癒えていない
- 子供(がいる場合)が成長するまでは再婚できない
等、他にも理由は様々ですが、貴方も同じような気持ちであれば、うまくいくはずです。
なのに何だか不満そうなのであれば、一度話をすることで問題は解消されます。
再婚願望がない女性であっても、離婚を経験していると、恋愛に臆病になります。
もしかしたら…、という不安が起こらないように、彼女のことを真剣に思っていると伝えてあげましょう。
貴方に再婚願望があるならば、そのまま気持ちを伝えればよいです。二人の関係を真剣に考える機会を持ち、前に進めばよいだけです。
彼女がバツイチで再婚願望がある場合
貴方が同じように再婚願望があるのであれば、話を進めてゆけば良いでしょう。
彼女も貴方も再婚したいと思っているのに、そういった話が出ないことに彼女は不安を感じています。
もし、貴方に再婚願望がまだないようならば、彼女がどれくらい待てるのか、または別れた方が良いのかを考えましょう。
特に、バツイチ子持ちの女性で再婚願望がある女性は、1日でも早く、手放してあげるべきです。
パパになってくれる男性との出会いから、新しい家族の形を作ろうと前向きになっています。そのパートナーとして貴方が選ばれた、ということを一度受け止めて、結論を出すべきです。
性急な判断は良くありませんが、彼女を思うのであれば、しっかりと話し合い、前に進めるように行動しましょう。
素敵な彼女であるほど不満は言わない事を理解して
自立し、思いやりのある女性ほど男性に寛容で、自分の不満を口にしません。
そして、独身なのか離婚経験者なのか、または子供がいるのかいないのかによっても、それぞれに悩みがあります。
彼女が未婚独身の場合
未婚で独身ということは、結婚生活も、出産経験もありません。
人格者の女性であればあるほど、理解がありますが、経験のない事柄については、想像留守しかありません。
また、彼女が若い場合は、本当はすぐにでも結婚したい、子どもが欲しい、という希望を飲み込んで、貴方との時間を大切にしたいと一緒にいる可能性もあります。
子供が欲しい、できれば貴方との子供が。でも、既に別れた妻の元にお子さんがいるから、すぐに結婚は望めそうにもない…。
そんな風に思っているかもしれません。
貴方のことが大好きだから、貴方の大切に思うお子さんとの時間や関係を第一に、一緒にいる覚悟を決めているはずです。
また、独身女性がバツイチ子持ち男性とお付き合いする場合に直面する悩みに「離婚の事やお子さんのことを聞いても良いのか」と言うものが非常に多いです。
離婚経験者としては、大切な人から聞かれるのに抵抗はなくても、未経験者は「聞いてはいけないかもしれない」「傷ついていることに口を出してはいけない」と思いがちです。
その辺りもぜひ、一度考えてみてください。
彼女がバツイチ子持ちの場合
バツイチ子持ち女性の多くは、子どもと同居しているケースが多いです。
子供が第一優先であるという認識を持っています。
ですので、貴方が、お子さんとの電話や面会日を何よりも楽しみに、大切に思っていることはわかっています。
ただ、だからと言って、無防備に甘え、彼女の前で電話をしすぎたり、当然のようにお子さんと面会できる日ができたからと、デートの予定を変更するのは良くありません。
デート予定だった日に、お子さんがどうしてもパパに会いたいと言ってきた。
もちろん、お子さんとの面会を優先させてください。
ただ、きちんとそのことを彼女に伝える事と、彼女のことも大切であるということ、そして、デートをキャンセルするのではなく、お子さんと会った後に少しでも会うとか、別の日のデートの提示をするようにしてください。
我がままなように思うかもしれませんが、彼女も、貴方のことが大好きだからこそ、寂しく思うのです。
理解のある女性ほど、「お子さんとのことが第一優先」と思っていますから、不満や不安を口に出しません。
どうか、寄り添う姿勢を分かりやすく彼女にも見せてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、バツイチ子持ち男性から寄せられた相談と、バツイチ子持ち男性とお付き合いしている女性(未婚/バツイチ)にヒアリングした内容を元にご紹介しました。
彼女が不機嫌になるにはいろいろな理由があります。
月のもので体調が悪いことや、仕事が忙しくて疲れているだけの場合もありますが、じわじわと二人の関係に影を落としていく深い理由がある場合もあります。
バツイチ子持ち(別居)男性にありがちな、素敵な女性と付き合っている場合の落とし穴についてご紹介しました。
大切なのは、大好きだと言う気持ちをしっかり相手に伝える事です。
自分はこう思っている。自分ができることはコレだ。ということを提示して、彼女の気持ちを聞きながら、二人の関係を築いていってください。



