好きになった男性がバツイチ親権はないけど子供がいる。
子供が大切なのはわかっているけど、モヤモヤすることがある。まだ恋人でもないのに、正直辛いと感じる時がある。
- このまま関係を続けていっても良いの?
- 他の男性を探した方が良いの?
といった悩みをお持ちの方に向けて、「40代以上の子持ち男性とのお付き合い」で生まれる悩みを紹介します。

- 一緒に行きたいイベントがあっても面会日と重なると彼と行けない
- 「子供が会いたいと言う」とデートがキャンセルになる
- 面会日の調整がうまくいかずデートの予定が決まらない
- 彼の車に乗ろうとしたら、助手席にチャイルドシートが陣取っていた
- 忙しい、疲れていると言われている時期でも、子供とは会う
- あまりお金を使わなくて済むように工夫しているのに、子供にはお金をかけている
- 引っ越しを考えている彼氏が、新居に子供部屋を確保している
- 彼との結婚や、彼との子供が欲しくても、彼にその気がない
- 自分に子供がいないと、比べてしまう
- 元妻と子供の事で連絡を取り合う
- お互い独身者なのに、コソコソしないといけない時がある
- バツイチ子持ち彼氏とは結婚しない方が良い?
- バツイチ子持ち彼氏はやめた方が良い?【子持ち男性を彼氏にする】メリットは?
- 子持ちのバツイチ男性とのお付き合いは結局どうなの?
一緒に行きたいイベントがあっても面会日と重なると彼と行けない
バツイチ子持ち男性には面会日があります。
毎週土曜日に会う。隔週日曜日に会う。月末の土日は泊りで会う。または、元妻の都合で、月に数回、毎回直前に決まる、など様々ですが、とにかく最優先の面会日。
貴女が彼と一緒に行きたいイベントがあっても、面会日と重なると、残念ながら子供との面会が優先されます。
数か月開催されているようなものであればチャンスはありますが、「絶対にこの日に一緒に行きたい」という場合は、彼と行くのが難しいケースもあります。
そういうものだと割り切って、一緒に楽しめる友人と予定を組む
「子供が会いたいと言う」とデートがキャンセルになる
デートする日が決まっていたのに、「子供の体調が悪い」「子供が会いたがっている」と彼から言われるとガッカリしますよね。
仕方がないとわかっていても、寂しい気持ちになったり、回数が多くなると憤りを感じたりします。
面会日の調整がうまくいかずデートの予定が決まらない
- 前妻の仕事などの都合で、お子さんとの面会日が毎回直前に決まる。
- または、お子さんの体調や予定が変則的で、面会日が定例化していない。
といった男性とのお付き合いでは、当日や数日前にならないとデートの約束ができない、なんてことも。
彼とのデートはなさそうだからと用事を入れていると、「明後日、会えないかな?」なんてデートの申し出。気持ちとしては会いたいので併せてしまうけれど、いつも彼の子供の都合に振り回されているように感じて、「私って何なんだろう…」と悩んでしまいます。
彼の車に乗ろうとしたら、助手席にチャイルドシートが陣取っていた
彼の車に乗ろうとしたら、助手席にチャイルドシートが陣取っていた。
自分が座ろうとしている席に、お子さんの存在を主張するものがあると、何とも言えないショックを受けるものです。
分かってはいるけれど、何とも言えない気持ち。彼を攻めるほどでもないし、一人胸の内にショックを押し込めて、彼が席を用意してくれる間のむなしい気分は何とも言えません。
忙しい、疲れていると言われている時期でも、子供とは会う
彼が忙しそうだったり、疲れているように見える。気を使ってデートも我慢している時期に「子供と会ってきたよ」「子供が行きたいって言うから〇〇行ってきたよ」なんて言われると、ガッカリします。
そして、「え?私は?」と言う気分に。
大切な休みの日、彼に休んで欲しくてデートに誘わなかったのに、終日子供と出かけていたのなら、次の休みも誘いづらい…。
私ばかりが我慢しなくちゃいけないの?と感じてしまいます。
あまりお金を使わなくて済むように工夫しているのに、子供にはお金をかけている
養育費の支払いがあるから、自由にできるお金はあまり多くないみたい。
あまり贅沢しないで、二人で過ごせればそれで満足だと思って、普段は自宅デートやお金を使わないように工夫している。
なのに、子供の誕生日には高価なプレゼントや、面会日の度にちょっとした贈り物をしている様子。
私とのデートよりもお金かけてるよね…。と感じてしまうと、自分は子供よりも下の位置づけなの?と悲しくなります。
引っ越しを考えている彼氏が、新居に子供部屋を確保している
引っ越しを考えている彼氏から見せられた間取りが少し広め。
「ここはリビング兼リモート作業で、ここが寝室。」そして「この部屋は子供の部屋」。
これは経験者にしかわからないショックですが、経験者ならば必ず思うところがあるはず。
「一緒に暮らしてるわけでもないのに?」「この部屋に住んでる間に、使われない可能性もあるのに、一部屋まるまる確保するの?」と。
親としての責任があることも、お子さんへの愛情があることもわかっていても、やりきれない思いになります。
彼との結婚や、彼との子供が欲しくても、彼にその気がない
自分もいつかは子供を産みたいと思っている。そして、その相手は「今お付き合いしている大好きな彼」だったら。
そんな風に思っていても、彼にはすでに子供がいる。
子供が成人するまで、もしくは、もう少し大きくなるまでは、その子のパパであることを優先させたい。と言われてしまう。
いつまで待てばいいの?10年?20年?私も子供が欲しいよ…。と悩んだり、悲しい気持ちになります。
自分に子供がいないと、比べてしまう
子供を産みたい願望はそれほど強くないけれど、子供のいる彼氏を見ていると「子供を産んだことがない」という事に引け目を感じてしまうことも。
自分の中で「子供を産んだことのない自分」に対して気にしていなかったのに。
身近にいる大好きな人が「子供子供」と言っているとどうしても意識してしまい、モヤモヤすることがあります。
元妻と子供の事で連絡を取り合う
別れた恋人と連絡を取り合うようなこと、一般的にはあまりないはずですが、子供のいる男女の離婚となると別です。
面会日の調整以外にも、子供の体調やトラブル、学校行事などで、元妻と連絡を取るのが一般的です。
子供の事だけでのつながりとわかっていても、元妻とラインや電話でやり取りをしている様子を感じ取ってしまうと、いい気はしません。
また、元妻の機嫌を損ねると、子供に会えなくなってしまう恐れがある為、「もう気持ちはない」と言っていても、普通に電話口で話している様子を見ると、割り切れない気持ちになります。
お互い独身者なのに、コソコソしないといけない時がある
お互いに独身なのに、彼に子供がいると何となくコソコソしないといけない時があります。
- 子供が彼の家に遊びに来る前は、自分のモノを隠す
- 子供が遊びに来た後、彼の家に行くと自分のモノが仕舞われている
- デート中に子供や元妻から電話が来ると、息を潜める
まるで浮気相手のようですね。
みじめで情けない、悲しい気持ちになるときがあるのも事実です。
バツイチ子持ち彼氏とは結婚しない方が良い?
ご紹介しているだけでも切ない気持ちになりますが、如何ですか?
バツイチ子持ち彼氏(男性)との結婚を考えている方に、知っておいていただきたい事を紹介します。
初婚で子供が生みたい人には覚悟が必要
結婚したことが無く、子供をできるだけ早く生みたいと言う女性には、「バツイチ子持ち男性」はお勧めしません。
何故なら、
- すぐに再婚にはならない
- 養育費の負担があるので経済的に厳しい
- 元嫁との間の子供も大切にする
という事実は変わらないからです。
- 自分と彼の新しい家庭の家計は「私が支える」
- 自分たちの子育てが始まっても、夫が前妻との子供との時間を大切にするのは仕方がない
という覚悟ができるのであれば乗り越えられるかもしれません。
「子供がいる夫」との生活に対する覚悟
まずは生活費(お金)に関する問題です。
彼にはお子さんがいて養育費の支払いがあります。
彼の収入は全て、彼と貴女の生活に使えるわけではないということも覚悟する必要があります。
年収800万円であれば、毎月6~10万円程の養育費が出て行き、子供の進学の際には更にお金がかかることもあります。
面会日のある夫との生活に対する覚悟
仮に貴女と結婚したとしても、面会日は引き続きあります。
結婚をすれば生活を共にするようになるので、「会えない」と言う日はお付き合いしている頃より減ります。
しかし、休みの日に夫婦で出かけたい時や、貴女の体調が悪い日であっても、面会日があると夫不在になるかもしれません。
また、2人の間に子供が生まれて、育児が大変な時に、あなたが子育てにいっぱいいっぱいになっている時でも、面会日であれば夫は出かけるかもしれません。
「今日一日だけ育児を変わってほしいのに、夫は前の妻との子供と会うために出かける」
という思いになるかもしれません。これは相当辛い出来事になるでしょう。
老後、夫が亡くなった時に、財産分与を要求される場合がある
幸せに人生を共にし、子供も成長し、穏やかな老後を二人で過ごしていたとしましょう。
夫が最期を迎えた時に、元嫁との間にいる子供にも、相続の権利があることを覚えておきましょう。
夫と二人で購入したマンションも、相続財産になります。
預金も老後の生活資金くらい。家だけは購入しているからと安心していたら、前嫁との子供にも権利がある。家は渡せないので、なけなしの老後貯金を渡すはめになった…。等。
付き合っている時にさんざん悩んでは乗り越え、結婚後にも色々な悩みを乗り越え、やっと穏やかな老後を迎えたのに、最後にこういったことが起こりうるのも、バツイチ子持ち男性との再婚には伴います。
バツイチ子持ち彼氏はやめた方が良い?【子持ち男性を彼氏にする】メリットは?
如何でしょうか?バツイチ子持ち彼氏とのお付き合いに悩む方から寄せられたお話を中心に紹介しましたが、かなりリアルです。
バツイチ子持ち彼氏とのお付き合いはお勧めしないか?と言うと、必ずしもそうではなく、バツイチ子持ち男性であっても、パートナーになることもあります。
ただ、この記事で紹介した
- 結婚は早くても数年先であることが多い
- 自分と彼との子供が欲しい場合は、かなり先延ばしになることが多い
- 結婚しても、彼の給料から年間100万近くの養育費が前嫁の子供に流れる
- 結婚、出産後に、育児が大変な時でも、面会日に前嫁との子供に会いに行く
といった内容を読んでみて、自分には無理かも…。と思う方には辛いお付き合いになるかも知れません。
バツイチ子持ち男性のメリットについて、いくつか紹介します。
メリット1:結婚も子育ても体験しているので、飾る必要がない
結婚生活と子育てを経験しているので、人と生活することに対する現実を知っています。
初婚男性や、子育て経験がない男性の場合、結婚に対する理想や、女性に対して夢物語的なイメージを抱いていることがありますが、バツイチ男性にはそれがありません。
そのため、肩ひじ張らずにお付き合いができることや、一緒に暮らし始めたとしても、現実をわかっているため女性を労わってくれるでしょう。
メリット2:養育費を支払い続けている=責任感と愛情が強い
人によっては、養育費の支払いが滞ったり、払わなくなってしまう男性もいます。
養育費を払い続ける男性というのは責任感が強く、自分が大切だと思った人間にはしっかりと向き合い愛情を注ぎます。
面会日絡みで寂しい思いをすることもあるかと思いますが、子供が成長するまでの一時です。
そして、裏を返せば、貴女と結婚をしたり、貴女との間にもしこ子供を授かったとしたら、一心に愛情を注いで大切にしてくれるでしょう。
口で言うのと、実際に行動を継続することは違いますが、養育費を払い続け、面会日を大切にしているという実績が何よりの証拠です。
メリット3:面会日があるのも、裏を返せば自由時間が確保されているという事
結婚すると、女性は自由な時間が減る人が多いです。
休みの日も、毎回一緒で、どこに行くにも一緒。という状況は、最初は良くても息が詰まることもあります。
しかし、面会日があるということは、お互いに関知しない自由な時間が約束されているという事です。
結婚をすると、一人きりで過ごす贅沢な時間というものを確保するのがとても難しいのですが、面会日がある夫であれば、月に何度か、ゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができます。
メリット4:二人の子供ができた時に、子育て経験者がパートナーだと心強い
2人が結婚し、子供ができた時に心強いです。
中には、子供が小さいうちは仕事ばかりしていて子育てに参加しなかったから分からない、という男性もいますが(それが離婚理由の場合も…)、子育て初体験の男性よりははるかに役に立ちます。
また、子育てに苦労する妻との生活を経験していますので、可能な限り手伝おうとしてくれるでしょう。
メリット5:大きな傷を負っているので、【貴女には】とにかく優しい
バツイチで子供と離れて暮らしている男性は、本当に大きな傷を負っています。
もう恋愛なんて考えられない。そもそも、生きている意味が分からない、と言うところまで落ちる人も少なくありません。
しかし、そんな気持ちの中にあっても、お付き合いしたい、結婚したい、と思う女性(貴女)があらわれたのですから、人生をかけて大切にすることでしょう。
子供がいる為、あなた以外にも大切にする存在がいる点で、寂しい思いをすることがありますが、それ以上に、一緒に過ごしている時には、全力で愛情を注いでくれているはずです。
子持ちのバツイチ男性とのお付き合いは結局どうなの?
- 結婚(籍)にはこだわらないけど穏やかな男性を求めている
- 自分の時間も大切にしたい
- 経済的に自立した人生を歩みたい
といった女性には最良で最適なタイプであると断言します。
かつては「女性は結婚して」とか「女性は子供を産んで」など古いことを言われてきましたし、未だにその考えの人も中にはいますが、現代は多様化しています。
自分で稼いで、経済的に自立をしており、住む家も「マンションを買った」「自宅をもらい受ける予定」となっている場合、男性に頼る必要はありません。
でも、一人きりで過ごす休日や老後を考えると、楽しめるけど、気持ちが休まるパートナーガ板田もっと豊かになるだろう。
そんな考えの女性には、最良の男性になるでしょう。
「良いバツイチ彼氏」と「ダメなバツイチ彼氏」の見分け方
最後に、同じバツイチ子持ち男性でも、「良い男性」と「ダメな男性」がいますので、その見分け方もご紹介します。
- 離婚理由が、彼の浮気(好きな人ができた。彼女ができた)
- 家に泊まりに来た時に家事を一切しない
- 料理を全く作れない
- 彼女の喜ぶデートの提案をしない
- 気分によって連絡が全く取れなくなる
- 元嫁と暮らしている家にずっと住んでいる
- 実家の母親が年中世話を焼いている、または実家暮らし
- 将来的な話を一切しない(年を取った時に一緒に居たい…など)
こういったところがある男性は、地雷バツイチの可能性が高いので早い段階で距離をとることをお勧めします。
それに対して、「おすすめできるバツイチ男性」の特徴も紹介します。
- 離婚理由が、価値観の相違や相手の浮気
- 泊まりに来た時に、片付けや家事を手伝おうとしてくれる
- 貴女が嫌がる点を直そうと努力してくれる
- 最低限の料理ができる
- デートの提案をしてくれる
- 忙しくても、貴女の緊急事態には必ず連絡が取れる
- 1人暮らし
- 少し先の事を相談してくれる
- 大切な事は話してくれる
- 家族に貴女の存在を伝えてくれている
- 老後や将来の話をしてくれる(一緒に暮らしていたい…など)
それ以外にもたくさんありますが、だいたいこの辺りが「良い男性かどうか」を見分けるポイントです。
各項目ごとに解説記事を追加していく予定ですので、参考にしてください。
私の今の彼も「バツイチ」で「前妻の元に子供がいる」状態です。私自身が離婚経験者であることや、子供を育てている立場から、「バツイチ」「離婚」に関する相談を良く頂きます。
自身の体験や、ご相談者様へのアドバイスなども絡めて紹介しました。
少しでも、同じような悩みを抱えた方の参考になれば幸いです。








